なぜオブザーバビリティが必要なのか

オブザーバビリティの重要性

オブザーバビリティは異常の検知にとどまらず、なぜ異常が起きたのかを理解するための能力です。メトリクス、ログ、トレース、RUM、プロファイル、Kubernetes、クラウドリソース、アラート、業務指標を関連付け、開発、テスト、運用、SRE、業務の各チームが同じ根拠に基づいて協働できます。

オブザーバビリティで目指す成果

オブザーバビリティを活用するチーム

開発、テスト、ステージング、本番環境のデータを一貫した方法で管理します。共通のメトリクス、ログ、トレース、ユーザー体験データを使い、リリース品質の検証、障害調査、容量の最適化、サービス体験の改善を進められます。

開発チーム

APMのトレース、ログ、プロファイル、依存関係を同じ視点で確認し、遅いAPI、サービスエラー、データベースのボトルネックを調査します。コードとサービス性能の改善を支援します。

テストチーム

リリース前後のAPI性能、エラー率、リソース消費、重要な操作経路を検証します。スクリーンショットや口頭説明だけでなく、トレース、ログ、環境情報を開発チームと直接共有できます。

運用チームとSRE

本番環境のホスト、コンテナ、Kubernetes、クラウドリソース、アラート、変更イベントを統合ビューで確認し、データに基づいて影響範囲と対応の優先順位を判断します。

業務チーム

アプリケーション性能、ユーザー体験、業務イベントからサービス品質を把握します。登録、注文、決済、フォーム送信などの重要な操作に、ページ速度、APIの遅延、システムエラーが影響していないか確認できます。

オブザーバビリティ基盤のアプリケーション構成図